Home変速システム

変速システム

変速システムについて

ここでは変速システム(オートマチックトランスミッション、マニュアルトランスミッション)についての説明と、変速システムの各部品についてご紹介いたします。

オートマチックトランスミッションとは?

ATまたはオートマと略されることが多いが正式名称がオートマチックトランスミッション(Autmatic Transmission)。変速システムの一種だが、停止、発進、ギヤチェンジの時にクラッチ操作が必要なく、簡単に運転ができる。現在ではトルクコンバーター式と呼ばれるオートマチックだが、この他さらに進化したCVTという方式を採用するクルマも増えている。

マニュアルトランスミッションとは?

手動でギヤを変える変速システムのことで、運転手が最適なギヤを選択しチェンジしなくてはならない。マニュアルには4速、5速などクルマの用途に合わせたギヤの数が選択され、最近では6速ミッションを積むスポーツカータイプのクルマも増えた。マニュアルトランスミッションはオートマチックに比べて動力の伝達ロスが少ない。オートマチックでは15%~20%をロスしているがマニュアルの場合は5%以下。さらにミッション自体の重量もオートマッチックの約半分なのだ。

クランクシャフト/Crank Shaft

クランクシャフトはピストンの上下運動を回転運動に変換する重要なパーツ。また、エンジンの形式などが違ってもクランクシャフトは1本のみ。(ロータリーエンジンは構造上、クランクシャフトがない)

クラッチ/Clutch

エンジンとミッションの間に取り付けられ、動力をミッションに伝える役割を果たす。このクラッチは動力をつなげたり離したりする機構を持つパーツで、クラッチペダルを踏めば、動力はいったんカットされる。

クラッチディスク/Clutch Disk

クラッチペダルを踏んだり離したりすることで、駆動力を摩擦によって伝達する板。

クラッチカバー/Clutch Cover

フライホイールに固定されており、エンジンが動いている間は常に回転している。クラッチカバーの内側にある羽根のような金属がプレッシャープレート。スプリングの力で<プレッシャープレートとクラッチディスクを密着させる。

プレッシャープレート/Prssure Plate

クラッチカバーの内側に装着された円盤状のプレートで、通常ダイヤフラムスプリングの圧力でクラッチディスクと密着して、エンジンの動力をミッションに伝える。

フライホイール/Fly Wheel

エンジンで発生した動力を助けるための弾み車。これが軽ければ軽いほど、エンジンの回転数はスムーズに上がっていくが、軽すぎるとトルクが低下する。

トランスミッション/Trans Mission

エンジンの発生させた駆動力を伝達しながら、大きさの違うギヤを組み合わせて、効率よく速度を変化させる部分。オートマチックもマニュアルもこのトランスミッションの種類の1つだ。

プロペラシャフト/Propeller Shaft

FF車両以外が持つ。エンジンからの駆動力をリヤタイヤに伝えるための棒状のパーツ。エンジンと駆動輪の距離が短いFF車にはない。プロペラシャフトはミッションの後部から、デフェレンシャルギヤまでをつなぐために、ある程度長さが必要。このため、長くなればなるほどたわみやすくなり、そこに回転が加わるたわみはさらに大きくなる。このたわみが振動の原因となることから、プロペラシャフトは常用回転域およびそれを超える回転域でも破損せず、さらには多様な原因で発生する振動を抑えるよう設計されている。

デフェレンシャルギヤ/Differential Gear

クルマがスムーズに曲がるためのパーツ。曲がる方向に対し、外輪のタイヤは内側のタイヤよりも多く回転しないとスムーズに曲がれない。これを内輪差というが、このコーナリング時に発生する左右輪の回転差を抑えるためのパーツがデフェレンシャルギヤだ。また、LSD(リミテッドスリップデフ)は、アクセルの踏み方で内輪差を調整するデフェレンシャルギヤのひとつ。デフェレンシャルギヤは、ピニオンギヤ、サイドギヤなどのパーツが一体化したもので、それらを組み込んだケースをデフケースと呼ぶ。その他にはファイナルギヤ、ベベルギヤなどが組み込まれている。

ドライブシャフト/Drive Shaft

駆動輪を回すためのパーツ。エンジンの駆動力がタイヤに到達するまでの過程で、一番最後に到達するのがドライブシャフト。クルマが動いているときは必ず回転しているパーツで、かなりねじりの力がかかる場所だ。過酷な条件であるため、ねじり剛性を高める「鍛造」や「熱処理~浸炭焼入」によって作られている。なので、路面状況の変化、コーナリング時の上下左右の動きに対応できるのだ。

2WD/Tow Wheel Drive

駆動するタイヤが2つのものを、2WDと呼び、FF、FR、ミッドシップ、RRがある。いずれも前後どちらかのタイヤが駆動してクルマを動かすシステム。

4WD/Four Wheel Drive

駆動するタイヤがすべて(4つ)のものを、4WDと呼ぶ。主に悪路などでの走破性を高めるために用いられることが多い。4WDといえばSUVのイメージが強いが、現在では、2WDと4WDの切り替え機能が付いたミニバンやセダンもある。

ページトップへ
Copyright (C) kurumadays.com All Rights Reserved.